四季の茶道具「冬の気配」
▼ 2024年11月6日-
茶の湯では炉開きの季節を迎えました。
この時期にふさわしい冬の訪れを感じさせる道具の取り合わせを展示致します。
手取釜や伊部臼形水指、八代宗哲作菊桐蒔絵棗などがご覧になれます。
11月23日にはスライドトークも開催致します。
四季の茶道具「冬の気配」
令和6年11月13日(水)~12月27日(金)
9時~17時(最終入館16時30分)
軸 物 堀田玉映筆 遠山時雨小色紙 江戸
すみがまの 煙を雲の たよりにて さぞ時雨らむ 小野の山もと
花 入 竹筒 銘 山元 江戸 堀田玉映作在銘
香 合 染付六角鳥つまみ 明
釜 手取 江戸
水 指 伊部臼形 江戸
茶 入 瀬戸落穂手 銘 田面 江戸 松平不昧銘
うち侘びて おちぼひろふと きくならば 我も田面に ゆかましものを
(『伊勢物語』)
茶 杓 松平不昧作竹共筒 銘 山里 江戸
住めば又 すまれこそせめ 山里の かけひの水の あるにまかせて
(『新後撰和歌集』前大納言為氏)
茶 碗 高麗 朝鮮王朝
替 布志名色絵大根図 江戸―明治 永原雲永作
茶 器 菊桐蒔絵棗 江戸―明治 八代宗哲作在銘
菓子器 古楽山刷毛目鉢 江戸
スライドトーク
令和6年11月23日(土)午前10時より 田部美術館茶席